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保育士の仕事とはWork of the childcare person.

保育士って楽しいよ!

1年目は精一杯で、子どもはかわいいけどつらいことがたくさんありました。しかし、続けてきたことでわかることもの増えてきて、経験年数を重ねるごとに保育の楽しさを感じられるようになってきました。
子どもたちの笑顔は私の元気の源です。「楽しい!」と言って登園してくる子どもたちと一緒に何をしようかなと考えてはワクワクしてきます。色々な感情をぶつけてきたり、キラキラの笑顔を向けてくれたりする子どもたちに囲まれて、保育士って本当に幸せだなと思います。

(保育士 6年目)

4月。新年度が始まると、新しい環境で保護者から離れる時に大号泣の子どもたち。
私は0歳児のクラスを担当することが多いのですが、抱っこしてもおんぶしても泣き止まずに嫌がっていた子が、毎日笑顔で関わったことで、泣かずにじっとこちらを見てくれるようになり、また少し慣れると、子どもの方から笑顔で両手を伸ばして私のところに来てくれた時に信頼関係ができてきたなと嬉しくなります。
泣いていた子が初めて笑ってくれた時、あおむけで遊んでいた子が初めて寝返りをした時、ずり這いから這い這いができるようになった時、捕まり立ちができるようになった時、一人立ちができた時、始めの1歩が出た時、手づかみでご飯を食べた時など、まだまだ沢山ありますが、日々の子ども達の成長した瞬間を見た時に、この仕事をやっていてよかったなと思います。

(保育士 6年目)

保育園で出会った子どもに大きな力をもらったことがあります。結婚で退職することになり、知らない土地へ行く不安を抱いていた時、地図を見ながら私に言ってくれた言葉。「先生、お父さんのトラックに乗って会いに行けるよ。お父さんのトラックって遠くまで行けるっちゃけん!(^^)!。」父親の仕事に誇りを持った力強い声に心を打たれるだけでなく私のことを思ってくれる暖かい心に“がんばるぞ!!”という勇気をもらいました。
そして今日も子ども達から元気をもらって楽しく働き続けています。子ども達の素直な心からの言葉はすごい力を持っています。

(保育士 20年目)

保育園で仕事を始めた時に驚いたこと。それは、保育士さんがとても若々しいことでした。以前、会社務めをしていたこともあったので、何が違うのか考えてみたのですが、思い当たったのは、この仕事が「喜怒哀楽」を表現できる仕事であることでした。保護者の方や子どもたちと一つ一つの成長を喜び、思いが伝わらないもどかしさに憤り、子どもの悔しさに共感しながら涙し、子どもたちと遊びの楽しさを共有する・・会社務めではなかなか味わうことのできない経験です。
子どもたちとともに笑い、ともに泣き、日々心を動かしながら充実した毎日を送ることができるのも、保育という仕事に携わっているからこそ、と感謝しています。

(主任保育士 15年目)